ミニトマトアイコ比較栽培

2007/3/1

私の育苗しているミニトマト「アイコ」の苗は、実生のため、どんな物が育つのかはなはだ見当もつきません。そこでサカタのタネ直売所でミニトマト「アイコ」の接木苗を購入。一緒に育ててみて、違いを比べてみようとおもいます。





こちらはサカタのタネから赴任してきた接木苗さんでございます。すでに花が咲いていて、健康的な苗ですね。さすがは天下のサカタさんです。





一緒に買ったカラーピーマンたちと一緒にさっそく植え付けることに。支柱もたてて、ゴキゲンなアイコ様でございます。





こちらが私が育苗した苗です。サカタより赴任してきたエリート接木苗さんよりも、日当りなどの立地条件が悪い場所に実生苗さん3本を植え付けました。1人のエリートと3人の平社員。まさに社会の縮図をみているようでございます。サカタから赴任してきたエリートの苗とくらべると、現場で育ってきた実生アイコ様は少し間延びしている感じがいたします。ちなみに、3月初めから外に出していた元気の無い苗は引退していただきました。野菜の世界も厳しいものですね。

アイコに”トマトトーン”をかける

2007/4/25

サカタから赴任してきた接木アイコさんですが、もうすでに花が咲いております。さすがエリートは出世が早いのでございます。巷では「トマトの最初の花は必ず実をつけさせること」という噂が流れております。なんでも、最初の花に実ができないと、木ボケ（実がつかず、枝や葉ばっかりふさふさになること）になるらしいのです。そのために、去年購入した、”トマトトーン”を使用。



仕事終わりの農作業なので、真っ暗ですが、御勘弁ください。トマトトーンは花以外にはつけないほうが良いらしいので、霧吹きで花にシュッシュとした後は、水の入った霧吹きで葉っぱをシュッシュと葉に付いたトマトトーンを洗い流しました。





なんとも過保護でございます。親バカチャッピー、エリートアイコに媚びを売る-の巻でございました。

アイコ実がつきました。

2007/4/28

トマトトーンを吹き付けてから3日。接木アイコさんを見て見ると・・・





実が出来ております。無事一番花に実がつきまして、胸を撫で下ろすチャッピー28歳の春でございました。

アイコ様達の間に差がでてまいりました。

2007/5/3

現在のアイコ様達の様子でございます。





手前の1本が接木アイコさん。奥の3本が実生アイコさんでございます。
実生アイコさんのほうが間延びしております。やはり素人にすね毛の生えた程度の私チャッピーには実生はまだ早すぎたのでございましょうか？サカタのタネ様の苗作りの完成度の高さには脱帽いたします。





接木アイコさんでございますが、実がだんだんと大きくなられましたね。早く赤く色づいて食す日が来るのを私、江角マキコのごとく首を長くしてお待ちしております。





こちらが実生アイコさんのつぼみでございます。花が咲くのを待ってから植え付けた方が良かったかな、と今更ながら後悔の念が私の心を痛めつけます。来年からはちゃんと花が咲くのを待ってから植え付けたいと思います。


そして、間延びしております実生アイコさんのわき芽を取るためにパトロールをしておりますと・・・





はい、トラブル1！葉が巻いております。





はい、トラブル2！葉先が黄色く枯れて来ております。


黄色く枯れ始めた葉は、病気の可能性を考えて、取っちゃいました。巻いている葉は、ただ単に水が無かったために肥料濃度が上がって巻いたのかもしれないので、様子を見る事にいたしました。これがウイルス性のものだとしたら、他のアイコ様に移らぬよう早急に取らねばなりませんね。





写真の真ん中辺りにある小さいのがわき芽でございます。
「わき芽は小さいうちに取る」が、今は亡き先代トマト（去年私が育てていた大玉トマト）の遺言でございます。





ついでにわき芽から新しい芽を出すためにお得意のメネデールでしめらしたスポンジに挿しました。芽が出ても植える場所など残ってはいないのですが・・・不毛でございます。

実生アイコも開花寸前

2007/5/6




接木アイコさんに比べ、成長の遅かった実生アイコさんでございましたが、ようやく実生アイコ様も花の咲く気配がいたしました。接木アイコさんと実生アイコさんの両方から収穫ができれば、相当なミニトマトを食べる事が出来る事でしょう。

実生アイコ様開花！

2007/5/7




接木アイコさんに遅れる事2週間。とうとう実生アイコさんも開花いたしました。あと2日くらいしたら「トマトトーン」を塗布致します予定を今、つくりました。

接木アイコ2段目も開花

2007/5/12

最近仕事などで、更新がおくれてしまっております。申し訳ありません。





わき芽を次々とスポンジに挿していったら、すぐに満杯になってしまいました。
一番大きなわき芽にはつぼみまで付いております。
このまま実になるといいのですが、どうでしょう。





接木アイコさんでございますが、2段目の花も咲き乱れております。





3段目にもつぼみができております。去年よりもだいぶ順調に事が進んでおりまして、少々嬉しく思いますね。5月病もすっとぶのでございます。






2007/5/14




現在のアイコ様達でございます。手前が接木アイコ様、奥の背が高いのが実生アイコさんでございます。実生アイコさんの方が間延びしている様子。やはり良い苗は良いのでございますね。





こちらは実生アイコさんの1段目の花でございます。ちゃんと咲き誇っておりますよ。





一方こちらは接木アイコ様の3段目のつぼみでございます。よく見ると、4段目までつぼみが出来ているのが分かりますね。さて、何処で摘心するか考えなくてはいけませんね。無難に4段でいくか、冒険して5段まで育てるか。。。やはり我が家のベランダの日照時間を考えると4段が正解でございましょう。






2007/5/17




今成長株である接木アイコさんの1段目の花達でございます。
そういえば長い間この1段目の花達の写真をアップしていなかったですね。
まさに本末転倒！頭隠して尻隠さず！カッパの川流れ！でございます。
お母さん！今日も元気に育っていますよ！！

ミニトマトわき芽を植え付け！

2007/5/20




わき芽にしっかりと根も出てきたので植え付けしようかと思います。しかし植える場所がないのでございます。





ありました！！
スナックエンドウが本日で終わりを迎えてちょうど空いた場所がございました。


その場所には母親にいただいた「正体の分からない苗」を植えようとおもっていたのですが、しょうがない。植えてしまいましょう。この際、後々の事は考えません。明日は明日の風が吹くのでございます。





1本1本バラして植え付けました。ちゃんと育つとよいです。
ちなみに「正体の分からない苗」も一緒に植えました。
正に群雄割拠でございます。このなかから一歩抜きん出るのはいったい誰だ！？
という感じでございます。

ミニトマト摘心を実行！

2007/5/24

今、最も成長の早い接木アイコさんですが、もう5段目の花まで付いてしまいました。





下の大きいつぼみが4段目。上の小さいつぼみが5段目でございます。この間で摘心したいと存じます。





4段目の花の上にも葉を少し残しておきたいので、5段目の花のみを切り落とす感じで摘心いたしました。





皆さん。分かりましたでしょうか？上の小さいつぼみのみ無くなりました。





一方そのころ、接木アイコさんの1段目は、未だに色づく気配なし。残念でございます。





ミニトマト全体の写真でございます。もはやジャングル！激写もままなりません！





というわけで、部屋の中からみたアイコ様でございます。今見えているミニトマトは、実生アイコさんです。「どうだ！」と言わんばかりの樹勢でございます。





このお写真は、実生アイコさんの3本の内、最も成長の遅かったものです。場所も一番日の当たらない場所に植えたので期待度は0に近かったのですが、見事！開花でございます。しかし・・・一つ問題があります。とにかく引いたお写真をご覧ください。





分かるでしょうか？先ほどの花は赤い観葉植物の裏辺りにあります。
その場所はベランダから手が届きません。
と、言う事は！収穫が困難を極める事になります。左側にある窓から手を伸ばしての収穫となる事でしょう。

アイコ、ジャングルの様に育つ

2007/6/6




更新が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。
最近仕事で忙しくなりまして、ベランダの野菜達にもあまり目がいかなかったのでございます。が！この状態！この体たらく！！
まさにジャングルの奥地のような状態になっております。
奥にあるラディッシュやワイルドストロベリーなどは例えるならば「未開の奥地」でございましょう。
ここまで行ってしまうと、もはやわき芽取りの作業自体困難となって、更にジャングルになってしまうのではないかとわたくしチャッピー、ささやかながら危機感を覚えております。





こちらは5/20に植え付けしたアイコ様のわき芽にございます。
すでにつぼみのついた状態で植え付けしたので、ちゃんと花が咲くか気になりますが、現在順調に成長中。恐ろしいほどの樹勢でございます。
こうやってどんどんわたくしのベランダが手狭になってくるのでしょう。

アイコ色づき始める

2007/6/7

本日、わたくしの母親から、「トマト収穫」との連絡をうけました。
さすがはわたくしのライバル。
こうでなくては争いがいがございません。


そして、わたくしのベランダのミニトマト達は、というと・・・
本日、ようやく接木アイコ様の実が赤く色づきはじめました！





あと数日もすればトマトの実を食べる事ができるでしょう。
一方その頃、実生アイコさんは・・・





松田勇作風に言えば「なんじゃこりゃぁ」です。
何だかちんちくりんなトマトがなっておりますね。
これの原因が食べ残しのトマトから発芽させたからなのか、
それとも風通しが悪かったために病気になったのか、不明でございます。


次回まで待て！！

ミニトマト多いに伐採

2007/6/10



すっかりジャングルとなったミニトマト「アイコ」様たちでございますが、このままでは他の野菜たちにも被害が及ぶ、とわたくし少ない知恵で考えまして。


なので、本日！森林伐採を！敢行いたします！！





すっかり背の高くなり、支柱を余裕で超えてしまった実生アイコさんは、このように物干竿に吊るしておきました。
夏前なのに、もはやいっぱいいっぱいでございます。





伐採工事完了後でございます。
ようやくベランダの奥まで手が行き届くようになりました。





伐採したミニトマトの枝には花や実の着いたものもありますので、花瓶にさしておきます。あまり期待はしておりませんが、もったいないのでつい・・・


わたくしの育ちの良さがうかがえます。
花瓶に挿したトマトの枝先を見て見ると・・・





ほら、ね？
実がなっているでしょう？
こんな枝を捨てれませんよ。普通。


忘れてました。本日、もう一つビッグなイベントがございました。

アイコ初収穫

でございます。




サラダにしていただきました。
お味の方は・・・
旨い！


本音を言えば、もうちょっと真っ赤に熟してから食べたかったのでございますが、我慢できませんでした。
ちゃんとしたトマトの味でございましたよ。


本日の収穫￥30（1個15円計算）
出費合計￥1549

本日のアイコ

2007/6/12



本日の接木アイコ様の様子です。





トマトはやはり絵になります。
このぶら下がりっぷり。
お見事！





こちらは接木アイコさんの第3果房でございます。
物干竿に吊るされながらも見事になっておりますよ。


その第3果房の上を見てみるとですね。





屋根に届かんとばかりの場所に花が咲いております。
これが第4果房となりますね。





こちらは、先日伐採した接木アイコ様の根元の枝です。
もう新芽が出ております！
すごい成長力でございます。
この力を新芽を増やす事より、実を付けることに注いでもらいたいものでございます。





その先日伐採した枝には、もともと実が付いていました。
もったいないので、花瓶に挿してあります。
ちゃんと水を吸い取れるか？栄養は行き届くか？
と、不安が残ります。


写真はその枝に付いている実でございます。
そして不安的中。早速尻ぐされ病発症でございます。





尻ぐされ病の原因はカルシウム不足だと伺いました。
そこでわたくしの”チャッピーの知恵袋”の出番でございます。


「卵の殻にはカルシウムがいっぱい」という断片的な情報のもと、
卵の殻を花瓶に砕いてダンクシュートしました。
こんな民間療法的な方法が有効かはわかりませんが、
とりあえず今のわたくしに出来る事はこんな事と、祈る事のみです。


世界が平和でありますように。
トマトが元気になりますように。

花瓶のアイコ、散る

2007/6/16



・・・・





やはり、ダメでございました。


というわけで、今実っているミニトマトを、緑色のまま収穫いたします。
なんでも、ヨーロッパの方では、トマトが色づく前に収穫して料理することもよくあるらしいのです。








本日の収穫でございました。
本日は、ミニトマト「アイコ」の他にも、ラディッシュとミニニンジン（写真手前超小さいもの）も収穫いたしましたよ。


本日の収穫￥72（グリーントマトの価格がよくわからないので、1個半額の8円計算）
収穫合計：￥102
出費合計￥1549


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グリーントマトその後

2007/6/17



先日収穫しましたグリーントマトですが、とりあえずひとつ食べてみました。


なんだか、草独特の酸っぱさ、苦さがございます。
あまりおいしくないですね。


本日の晩ご飯はカレーでございます。
わたくしの彼女の一押し！「ゴールデンカレー」でございます。
本日は彼女と一緒にカレーを作りましたよ。





どうでしょ、「夏野菜カレー」でございます！！
揚げ物の得意でないわたくしの代わりに彼女が揚げてくれました。
彼女のいる時にしか揚げ物は作りません。
なので揚げ物は基本的にごちそうとなります。
美味しそうでしょ。そうでしょう！！


ん？なぜここにカレーが出てくるだって？？
そのような声が聞こえてまいります。
そう！！ここは野菜の魅力に取り付かれた ”野菜バカ” の方のためのベージ。
わたくしもそこは心得ております！！
こちらをどうぞ！！





そう！！
あの緑色のトマト、ここにはいっているのでございます！！
うん、旨い！！
野菜バカの皆々様！！緑色のトマトの処分にお困りの時にはぜひ！！
お試しください！！微妙な酸っぱさが欧風カレーにマッチング致します事請けあい！！


そろそろページが重くなってまいりましたので、次のページをつくります。
↓
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